あけましておめでとうございます＆2020年アルバムベスト10
あけましておめでとうございます！！バタバタしているうちに年が明け、気づけばもう4日。もう年明けましたが（笑）作りかけの2020年アルバムベストを先ほどようやく完成（大したことは書いていませんが・・・ランキングにちょっと一言二言添えました）
あと今年は、ブログの更新頻度をもう少し上げて、新譜作品だけでなく自分の音楽ルーツや過去の名盤なども少しずつ取り上げていこうかなと思ってます。今後、家で過ごす機会も多くなると思いますので、下に紹介するアルバムを参考に、ラウドな音楽を掘ってみては如何でしょうか？それでは今年もよろしくお願い致します！！
#1 Code Orange「Underneath」
US・ペンシルヴァニア出身のハードコアバンド。完全に2020年の顔となった彼ら。インダストリアルとハードコアを高次元で融合させ、文脈を否定するかのようなカオティックな音楽性はシーンを変えた。今年はCode Orangeを始め、Vein.fmやKnocked Looseなど新世代ハードコア界隈の動きも要チェック！！
#2 Loathe「I Let In And It Took Everything」
UK・リバプール出身のメタルコアバンド。Deftones文脈を感じさせる奥行きのある音楽性と最新のメタルコアサウンド！！まさにジャケットデザインともリンクする宇宙を感じさせる壮大なサウンドスケープは圧倒されるばかり。
#3 Ulcerate「Stare Into Death and Be Still」
ニュージーランド出身の異形のデスメタルバンド。攻撃的なリフやブラストビートなどを重視した従来のデスメタルとは違い、どちらかと言えばミドル〜スローなテンポで、リフというよりもコードのアンサンブルで聴かせる。ブルータリティに独自の美学を感じさせる。
#4 Oranssi Pazuzu「Mestarin kynsi」
フィンランド出身のブラックメタル。クラウトロックやサイケデリックな要素を感じさせる。特に私はPortisheadが好きなのだが、彼らの中に感じるクラウトロックやサイケな要素はPortisheadの名作「3rd」に近いものを感じる。(後にインタビューで彼らのルーツにPortisheadがあることがわかり、納得！！)
#5 Sorry「925」
UK・ノースロンドン出身のオルタナバンド。グランジやローファイといったキーワードと共に、ビート感や音の加工の仕方に10年代以降のHipHopの影響も強く感じる。ところどころサイケデリックな仕掛けもあり、スリリングで遊び心のあるアルバム！！スタイリッシュなバンドイメージもカッコいい！！
UK・サウスウェールズ出身のデスメタルバンド。音楽性はハードコア寄りのOSDM。初期曲カヴァー&最新曲2曲が収録されている企画盤アルバムなのでVenom Prison入門編としてもオススメである！！オールドスクールファンからデスコアキッズまで多くの人に愛される内容だと思う。
#7 Luna’s Call「Void」
UK・リンカーン出身のプログレデスメタルバンド。「宇宙から見た地球の環境破壊」というテーマのもと制作された為、宇宙をイメージさせるアレンジを随所で聴くことができる。プログレッシブ・デスメタル時代のOpethやPorcupine Tree、Steven Wilson周辺の作品群、60’s,70’sのプログレッシブ・ロックのファンの方にはぜひ聴いてもらいたい！！
#8 Necrot「Mortal」
US・カリフォルニア出身の新世代OSDMバンド。Autopsyのドロドロ感とBolt Throwerのダーティな音、北欧メロデス由来のブルータリティさを感じさせる。おどろおどろしくもキャッチーなフレーズはクセになること間違いなし！！禍々しいリフがとにかくカッコ良い！！
#9 Kingdom of Giants「Passenger」
US・カリフォルニア出身のメタルコア/ポストハードコアバンド。エレクトロな要素を大胆に取り入れたメタルコア/ポストハードコア。内省的で洗練された世界観は近年のUS HipHop/R&Bからの影響を感じさせる。DeftonsやLoatheが好きな人にオススメしたい！！
#10 Four Stroke Baron「Monoqueen Split EP」
US・ネバダ出身のプログレッシブメタルバンド。カヴァー＆リテイク集となる今作は、彼らの音楽ルーツやここ何年かで培ってきたスキルが詰め込まれた非常に濃いアルバムだ。Deftonesなどニューウェーブ色の強いメタルサウンドが好きな人にオススメしたい。Tones on Tailのカバーがとにかくクール！！