Peel Dream Magazine 「Up and Up」(2019)
NYを中心に活躍するミュージシャンJoe Stevens(ジョー・スティーブンス)によるプロジェクトのEP。

”俺たちのタフラブ”ことロンドンの最後の砦、<Tough Love Records>。それは、来月の来日公演が楽しみなサイケデリックロックバンド、TOY(トーイ)や、前にブログでも扱ったグラスゴーの70s、80sポストパンク/ニューウェーブリスペクトのバンド、Current Affairs(カレント・アフェアーズ)等、自分たちの音楽ルーツをカッコよく再解釈したようなイケてるバンドが最近多くリリースしているレーベルです。つまり信用できるレーベルぞ!!
で、来月また出ます!!<Tough Love Records>からめちゃくちゃカッコいいバンドの新作アルバムが!!誰かって??そう・・・Peel Dream Magazin(ピール・ドリーム・マガジン)です!!なので今回は、新作リリースを記念して、去年リリースされたEP「Up and Up」(アップ・アンド・アップ)を取り上げたいと思います。
Peel Dream MagazinはNYを中心に活躍するミュージシャンJoe Stevensによるプロジェクトです。18年、デビューアルバム「Moden Meta Physic」を米名門レーベル<Slumberland>からリリースされました。17年にNYのアパートで作曲、録音され、80年代後半から90年代前半にかけてのインディーポップ、ドリームポップに根ざしたアルバムを制作しました。元々、Joe Stevens1人によるプロジェクトだったのですが、1stアルバムをリリースしたあたりから4人組のバンドに。
音楽性としては、ファズの効いたロー・ファイなギターサウンドと浮遊感のあるシンセ、反復するビートが特徴で、The Velvet Undergroundを始め、My Bloody Valentine、StereolabやBroadcast、90sインディーバンドであるLilysやUnrest辺りのバンドからの影響を感じ取ることができます。
メンバー
・Joe Stevens(ジョー・スティーブンス):全楽器 他のメンバーの情報いまいちはっきりとせず・・・すみません!情報求む!
楽曲紹介
01.Up and Up
02.Stare into the Void
03.Disassociation Effect
04.Novelty
05.A Qua Being
#1 終始鳴らされ続けるサイケ感満載の鍵盤と浮遊感溢れるシンセサウンドが心地よい。男女ボーカルものが好きな人はマスト!!終盤鳴らされるロボットの通信音のようなサウンドにひたすら胸躍るっ!
#2 Stereolabがガレージを通過したローファイサウンド。そんな宣伝文句がつきそうな2曲目。
#3シンセによるインスト曲。割と短めではあるが、EPの中ではアクセントとなる曲。
#4存在感ある歪みギターとポップでメランコリックな歌メロの対比が面白い曲。シューゲイザーにも近い歪みがかっこいい!随所にコーラスが入っていたりと、実はソフトロックからの影響も強いのでは??と音楽ルーツも垣間見える楽曲。
#5浮遊感あるドリームポップ。The Velvet Undergroundなんかが好きな人は是非聴いてほしい。鍵盤によって奏でられる静かなるサイケデリア!心地よき!
ソフトサイケ、ドローン、シューゲイザー、クラウトロック辺りのキーワードにピンときた方はぜひ聴いてみることをお勧めします!!いい感じのポップさ加減が心地よく、ずっとループして聴いてしまいます。来月リリースのアルバムも要チェックです!!
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